学期のまとめテスト

今朝は1.2kmの水泳トレのあと、銀行や郵便局周り。まだ混んでいないだろうと思っていたが当てが外れた。銀行も郵便局も長蛇の列。さすがに年末だ泣き笑い

今週は非受験の小5生、小6生、中1、中2生は学期のまとめテストを実施している。中1生と中2生は志望校判定が出る模試だ。といっても、内申点を登録しての判定ではないので、あくまでも「めやす」にしかすぎない。それでも、こうして模試に志望校を書くとなると、具体的に高校名を意識するきっかけになる。

中学校の先生は基本的に「どこの高校に行っても同じ」というスタンスだ。というよりも、学校は「高校間格差」を認めようとしない。どこまでも“公”の立場を貫くのであれば当然だろう。そのことをお父さん、お母さんは理解していない。公立の学校というのは「どこまでも立て前」で成り立っていることをしっかりと知っておくべきだ。

塾の立場は全く違う。「どこの高校に行っても同じ」どころか、「どこの高校に行くかでその後が決まってしまう」という立ち位置で子供たちに指導をしている。だからこそ、学期に1回は、高校というモノとしっかりと向き合う機会を持たせたいのだ。同時に、合格可能性が出てくれば、自分の学力と志望校との「差」を実感することも出来る。

絶対評価になってしまってから、学校の成績が生徒の本当の実力と乖離してしまっている。そもそも学校の成績というのは、決められた範囲の中を反復学習出来たかどうかで決まっていく。総合的な学力というよりも、勤勉かどうかを試されているようなモノだ。しかも、絶対評価になってから、提出物だの、ノートの取り方だの、学力とはあまり関係のないところで評価が決まるようになっている。

もちろん、勤勉なことは大切だし、私は絶対評価そのものは良い評価だと思っている。ただし、それは生徒の本来の実力を計ってはいない。というよりも、あくまでも自己内評価であって、相対的なモノではないことをしっかりと御父母の方は理解しておいて欲しい。繰り返すが、今の学校の評価は絶対評価なのだ。

学期ごとのmiyajukuのまとめテストは、全国順位も出るし、偏差値も出てくる。相対的な評価の中での自分の実力を知ってもらうチャンスなのだ。そして、その結果をしっかりと見つめて、次の学習へのステップにしてもらうためのモノである。結果は年が明けてからになるが、今の自分を見つめ直す良いチャンスにして欲しい。

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