炎の三ヶ月
miyajuku周辺の中学は明後日で後期の中間試験(2学期の期末試験)が終了する。まだ、今日と明日の授業では定期試験対策をしなければいけないのだが、同時に、金曜日以降の中3生の授業準備も進めていかねばならない。このテストが終わりしだい、中3生はやっと『受験生』になれるからだ。
学校の勉強はそのまま入試にはつながらない。学校の先生は判で押したように「学校の授業さえしっかりできていれば入試は大丈夫です」というが、それは半分本当で半分はウソだ。入試は競争だ。合格ラインより1点でも得点が低ければ不合格になってしまう。つまり、1点でも合格ラインより上の得点をとる手立てを身につけなければならない。その手立てを学習するのが『受験生』だ。
miyajukuの中3生は、今回の定期試験対策に入る前に中3範囲の学習はほぼ終了している。金曜日から先は、教科書での学習は一切やらない。教科書を使っての学習は終了だ。ひたすらに2月16日に向かっての学習に切り替えていく。この切り替えがとにかく重要だ。ここから2月16日までの三ヶ月が、中3生たちの本当の勝負の時になる。『受験生』としての三ヶ月をおくるのだ。
まずは冬休みまでをひとつの区切りとしてこれらの教材で学習していく。北海道から沖縄県までの今春の公立高校入試で出題された問題を単元別にまとめたものだ。短期間で1年次から3年次のすべての復習をしていくには、講義形式で説明するよりも、こうして問題演習をしていきながら確認をしていく方が効率的だ。理科と社会については「一問一答式」で知識のまとめをしながら、別テキスト(ただいま作成中)で知識を整理する授業をおこなっていく。
公立高校入試の問題は、多少の難易度の差こそあれ、どの都道府県も「同じような出題傾向」になっている。今春入試の47都道府県の問題に取り組むのはベストの学習法だと考える。
中3生たちに炎の三ヶ月をすごさせる