駅チカの県立高校=女子の園

今日の夜には「県立高校の前期選抜の志願倍率」がわかる。このblogにも周辺校のものは載せる予定だ。

中3生に聞いてみると、前期を受けずに後期のみにかけていく生徒は各クラスとも10人弱はいるようだ。前期を受験する生徒の半分近くは不合格になるわけだし、明らかに学校成績から考えて不合格になるのがわかっていて受ける生徒も多数いる。高校受験の指導が中学校でおこなわれなくなって、あくまでも「自己責任」になったとはいえ、学習塾などに通っていなければ情報を得る手立てもなくこうしたことになってしまう。

前期をうけない生徒のほとんどは男の子だ。女の子はわざわざ勉強して入試を受けなければいけない後期選抜は回避して、駅に近くて繁華街のそばに立地する県立高校を前期で受かるようにする傾向がある。親御さんも「女の子だし」といった感覚が強いのだろう。とにかく、駅に近い県立高校の女子占有率はかなりのものになっているという。学校成績をかせいだ女子たちがわんさかと押し寄せてくる。miyajuku近くの大和高校もそんな学校のひとつで、女の子の割合がこの数年でグンと増えているようだ。湘南台高校なども同じような傾向で女子学生の園となっている。「駅チカの県立高校=女子の薗」といった公式が成り立っている。

この「女の子だし」といった感覚が私には全くわからない。世間はまだまだ男社会で、就活での女子差別は表向きはなくなっても、実際にはなくなっていない。「女の子」は社会で仕事をしていくには「男の子」より難しいのが現実だ。であればこそ、「女の子」こそ、「男の子」以上にしっかりと「進学」ということに向き合うべきなのではなかろうか。結婚し、出産し、子育てし、といった中で、社会としっかりと関わって仕事をしていくのは並大抵のことではない。だからこそ、自分なりの武器を身につけられるような、そんな進学を真剣に考えるべきだと思うのだがひよこ

いずれにしても、あと26日です。

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