ほめて伸ばす?
午前中は中3生の県模試を実施。やはり大量の記述問題や問題文の読み取りの難解さに苦戦。おぼろげにわかっていてもこうして実際の問題に取り組んでみるとわかることは多い。
社会など、タイムアップの時に大問が2問白紙という生徒が何人もいた。ふだんの学校での定期試験の問題は「できない」問題などない。順番に解いていくことになれてしまっている。記述の問題を飛ばして先に進む。といった感覚さえ持ちあわせていない。
まぁ、ここで入試問題の怖さを知ることはとても良いことだ。昨日も書いたが、学校の定期試験を目標にするのでなく、入試問題をつねに頭においた学習をすること。それを早めに出来た生徒が正誤に合格を勝ち取れる。
勉強というのはもともとストイックなものだ。ほめて伸ばす、というのはウソだ。ほめられるとうれしい。だからきっかけにはなるだろう。でも、ほめさえすれば伸びるかというと、そんなことはゼッタイにない。自己に打ち克つ努力こそがすべてだ。
ひたすらにストイックに。受験生はそうあるべきだ。少しずつ、少しずつ、来年の2月を目指して自分に厳しく対していくことを身につけたい。それは受験だけでなく、自分を成長させることにもつながっていく。
今日で夏講習の前半は終了です。後半の授業は18日に再開します。皆さまも良い夏休みをお過ごしください。