中3生の帳票のみかた
さて、中3の帳票です。こちらは中1,2生と同じものが3枚と、もう一枚次のような帳票がついています。
まず、左の上にひとりひとりが登録した志望校の中での順位が出ています。自分の位置が目標校の中でどのぐらいにあるのかが一目瞭然です。しかも、それなりの母集団があるので本番の入試にかなり近いものになっているといえます。
青い線が合格ボーデーでオレンジの線が自分の位置です。ただ、この線は今回の模試の結果を当日の入試の得点に見立てた入試だけでの合否判定です。実際は、学校成績も関わってきます。その判定が右側にある表です。
内申点と偏差値の相関関係で合否ラインを出しています。上の表は湘南高校のものです。縦軸が学校成績で、横軸が偏差値、つまり入試の得点になっています。黄色く階段状に引いてある線が合否ライン。数字は今回の模擬試験で、その位置にいる生徒の人数。オレンジの枠が自分の位置です。
学校成績が高ければ入試は低くても合格出来、逆に学校成績が悪くても入試で得点出来れば合格出来ます。そのバランスを表にしてあります。ここから、自分は志望校の中で学校成績が高い方の集団なのか、その逆なのか。実力(入試得点)は高いのか低いのかがよくわかるはずです。
この表が登録した志望校全部について出ています。これから志望校をしぼっていく上で、何を観点にすれば良いのかをしっかりとわかっておきましょう。つまり、階段の中に入るには、学校成績なのか、入試得点なのか、ということです。
もうひとつ。面接についてはほとんど考慮する必要はありません。基本的に「差」はつかないものになっています。湘南高校や厚木高校などは学校成績、入試得点以外に特色検査があります。こちらについては必要な生徒には特色検査だけの模試を実施します。それもあわせて合否判定もします。
次回の模擬試験は10月26日を予定しています。