情報リテラシー
学期終わりなので、高1生や高2生と面談を続けています。高3生は基本的に三者面談です。昨晩も高1の△△君と話をしました。模試の結果や学校成績の話から、将来の話へと思わぬ展開に・・・ 詳細は書くわけにはいきませんが、親を思い、自分の立場や役割を考え、とにかくびっくりでした。
そんな△△君に私からのアドバイスとして、これからはホームページのひとつも作れるチカラがないとダメだよ。そうしたリテラシーも身につけることを考えてみようよ、と話しました。これは若い世代の皆に是非とも肝に銘じておいて欲しいことです。
情報リテラシーは、今の小中高校の授業の中であつかわれることはほとんどありません。一部の学校で技術や情報の時間にふれられることもありますが、せいぜいワードやエクセルの簡単な使い方、といった内容です。指導者の側も変化の早い「情報」をあつかえる専門の方は少ないだろうと思われます。
コードアカデミー高等学校
http://www.code.ac.jp
こんな高校もあるんです。授業の1/3はプログラミングを学ぶそうです。
21世紀はプログラムの時代でしょう。普通の人でも、文字で文章を書くように、ソースコードでプログラミングをしなければならない、そんな時代がすぐ目の前まできているように思います。今時のホームページもプログラミングが理解できないと作ることができなくなっています。
親の世代がもっと「情報リテラシー」の重要性を理解して、子どもにそうした教育を与えるようにしていかないといけないのかもしれません。ネットワークのこと、データ管理のこと、誰が、いつ、どこで、今のこどもたちに教えてくれるのでしょうか。そんな場は今の学校教育の中にはないように見えます。
同時に、親の世代もしっかりとそうしたリテラシーを身につける努力を続ける必要もありますね。