小さな一歩
今日は授業の合間をぬって神奈川県庁まで行ってきました。学習塾の団体として、県教委の方に陳情というか、お話をしてきました。スムーズに話を進めるために、ある県議の方に間に入っていただきました。
学習塾の組合として3年前から実施している県立高校訪問。ほとんどの高校は、快く私たちを受け入れていただき、懇切に学校のことをお話しいただけます。ただ、中には「なしのつぶて」という学校もなくはありません。何とかそうした学校さんにお話をうかがえないか、といったお願いでした。
確かに、県立高校は個別に学校説明会を開いていますし、合同の説明会も県全体で、地区ごとに実施しています。しかし、そうしたところで生徒や保護者の方が得られる情報と、私たちのような学習塾のものが、直接学校を訪問して校長先生にお話をうかがって得られる情報は全く違います。
私たちには、学習塾に通う生徒たちに自分たちにあった高校選択をしてもらいたい、という気持ちがあるだけです。そのために、ある意味でのプロである私たちの目で見た情報を、生徒やその保護者に届けたい。それも、前向きな情報としてです。
高校訪問をしてみてわかったことですが、高校というのは、校長先生によってかなり変わる、ということです。校長先生がなにを目指すのか、どんな高校にしたいのか、といったことが想像以上に色濃くあらわれるのを見てきました。そんな空気感を生徒や保護者に伝えたい、というのが県立高校訪問の大きな目的です。
私たちの利益のためでなく、あくまでもこどもたちのためです。
細かいことは書けませんが、今日は有意義な一歩になったようです。小さな一歩ですが、これからにつながる一歩になりそうです。対応していただいた県教委の方、間に入っていただいた県議の方、関係者の方々に感謝です。ありがとうございました。