春の講習の学習目標
高3と高2 春の講習は英語だけです。徹底的に語彙の学習をします。短い春の学習期間なので、あれも、これもとと欲張らずに、英語の学習にとっていかに語彙を増やすことが重要なのかを徹底してわかってもらいます。1対1の意味を理解するのではなく、ある語から派生していく語、同義語、反意語などなども学習させます。言葉のイメージをふくらませ、徹底的に語彙と向き合う、というのがこの春の学習目標です。
高1 数学と英語の予習を進めます。すでに3月のはじめから高校の学習に入っているので、数学は、展開、因数分解、平方根と進んできました。複雑な因数分解の問題にも取り組んでいます。一次不等式までは学習を進めます。チャート式を使った学習のしかたを学ぶことも目標となります。英語は教科書の最初の1レッスンの予習と、5文型の徹底理解です。この時期に春期講習で勉強しよう、という高1生は、やる気も理解力もきちんとしています。どんどん進んでいくので、教えていて楽しいです。
中学生 どの学年も、数学と英語の2教科は、この春の講習で最初の中間試験の範囲あたりまでの学習を進めます。数学は、中3が「式の展開と因数分解」、中2が「式の計算とその利用」、中1が「正と負の数」を終わらせます。英語も教科書のプログラム1の単元と、中3が「現在完了形」、中2が「不規則変化とbe動詞の過去形」、中1は50個の英単語を読み書きできること、を目標とします。とくに中3生は、学校の定期試験を学習目標とせず、つねに2月の入試を頭においた学習を進めさせていくことを意識させます。とにかく入試です。それがすべてです。
小学生 どの学年も、算数は前学年の復習と、小5は「整数と小数」、小6は「線対称、点対称な図形」と学習していきます。国語はそれほど長くない文章を読んで、しっかりと解答を書き出せる練習を中心に学習します。同時に、この春から導入した新しい「おさらい先生」というICT機器も利用していきます。これ、本当にいいですよぉ! あらためて「もどって自分の出来ないところから学習を進めていく大切さ」がわかりました。これについては稿を改めて書くことにします。
もうひとつ。すべての学年で神奈川県私塾協同組合主催の「読書作文コンクール」に提出する作文か題を読み、そこに書かれていることについてしっかりと意見を述べ合う授業もおこないます。これについても稿をあらためます。