高校1年生とっての最初の中間試験の大切さ
昨日は中学生の中間試験が近くなっています、ということについて書きました。同じように、高校生も中間試験が間近になっています。とくに新高1にとっては最初の高校に入学して最初の定期試験です。この中間試験は、高1生にとっては以外と重要な試験になります。
中学と高校の定期試験の大きな違いは、その試験の結果によってつけられる成績が入試に関わってくるかどうかです。中学の成績は、一定の割合で県高校入試の資料になりますし、私立高校入試についていえば、ほぼ100パーセント学校成績だけで合否が決まってしまいます。
大学入試についても、指定校推薦、公募推薦、AO入試と、学校の成績が関わってきます。奨学金を受給できるかも高校での成績しだいです。しかし、大学の一般入試は、国公立大であろうが、私立大であろうが、高校での成績はいっさい関係ありません。
親の世代の大学入試は一般入試が主であって、今のように大学受験者の6割以上が何らかの形の推薦で大学に進学している時ではありませんでした。ですから、親の感覚が、高校入試は学校成績が重要だが、大学入試は学校成績はそれほど重要ではないだろう、というものに知らず知らずになっています。
確かに、自分の志望大学への進学を最優先にするには、一般入試まで射程において実力をつけていくことは、昔も今もかわりありません。ただ、多様化した大学入試の中では、一般入試だけに大学入試の方針をしぼることはよくありません。
まずはしっかりと学校の学習に取り組み、定期試験にも良い成績を修め、評定平均を少なくとも4.0以上に、できれば4.5を目指して勉強を進めることです。なお、評定平均というのは、高1の成績から高3の夏前までの成績の平均です。つまり、今回の中間試験は、すでに大学入試につながっているんだ、という意識でのぞむべきなのです。
miyajukuでは、高校生にもしっかりと試験対策の授業をおこない、各高校ごとにまったくちがう英語の教科書それぞれについても、試験対策プリントを作成して対応します。