「神奈川県私塾協同組合主催読書作文コンクール」の表彰式
昨日は大和商工会議所の会議室にて「神奈川県私塾協同組合主催読書作文コンクール」の表彰式でした。
このコンクールの特長は、作者の方に選考をお願いし、作者の方から表彰をしていただく、というものです。第6回となる今年の課題図書は、醍醐千里さんの「魂の約束」でした。
子どもたちにとっては、自分が読んで感想を書いた著者の方に会って、自分の感想文への講評をもらって、自分が疑問に思ったことを著者の方に直接ぶつけることが出来る、という贅沢なコンクールです。
自分の子どもがほめられている姿を見てうれしくない親はいません。保護者の方にもたくさん来ていただき、お子さんのきらきらした姿を見ていただくようにもしています。昨日もたくさんのお父様、お母様、お祖父様、お祖母様にお越しいただけました。
表彰式はみんなちょっと緊張していました。それでも写真を見てもわかるように、にこにこと良い笑顔の子どもたちです。
その後、最優秀の作品を小学生、中学生、高校生と朗読してもらい、醍醐先生にひとつずつコメントをいただきました。小学生の作品は「魂のかけら」という自分なりの表現をつかっての作品。中学生の作品は「my Soul」と題名から工夫をしたもの。高校生のものは「魂」の色を様々に表現したものでした。
あらためてそれぞれの朗読を聞いて「よい感想文だな」とわたしも感激しました。
さらにみんなから醍醐先生に様々に質問があり、それにひとつひとつ丁寧に答えていただきました。どうやって詩を作るのですか? じょうずな文を書くコツはありますか? といった質問から、モチベーションを高めるにはどうしたら良いでしょう? などといったものもありました。
良い2時間ちょっとの時間になったと思います。組合活動を通して、こうした場をこれからもたくさん作っていきたいな、と思っています。