メリハリのある毎日をおくろう!
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多くの小・中学校で夏休みが終わり、高校も今週中には学校がはじまるところがほとんどです。短い学校では10日ほどの夏休みでした。さらに市町村ごとにばらばらですし、高校も学校ごとに違っています。コロナ禍もおさまることはなく、この後、冬に向かって大流行を予想する専門家もいます。そんな中、9月を前にしてなにが大切かについて話しておきたいと思います。
とにかく大切なことは「メリハリのある毎日を送る」ことです。
「メリハリをつける」というのは「強弱や緩急をつける」という意味です。なにをやるにしても、ずっと緊張してばかりでは続きません。逆に、気持ちが緩んでばかりではなにも成しとげられません。大事なことは「ここ」という時には精一杯の力を出し切り、そうでないときはしっかりと「緩んだ時間」を持つことです。
コロナ禍で知らず知らずに緊張した毎日を過ごしています。学校も修学旅行などの楽しい行事はすべてなくなってしまい、授業だけが続くようになってしまいました。ソーシャルディスタンスやマスク着用、手洗い・うがいの励行など、今までとはちがった日常が続きます。そんな中、しっかりと「気持ちを緩ませる時間」を持ちましょう。だからといってすぐにゲームに手を出してはダメです。あえてゲームは封印して、ゲーム以外で自分の気持ちを和ませるものを見つけましょう。
やっぱり人は人の中で生きています。学校休校の時に感じませんでしたか? 友だちとの何とはない会話がどれだけ大事なものかということを。ここは積極的に友だちとおしゃべりをしたり、何かをいっしょにしたり、といった時間を持つようにすべきでしょう。
この後、コロナ禍がどうなっていくのかはわかりません。心からこれ以上の広がりにならないことを祈っていますが、秋から冬にかけて爆発的な大流行を予測する専門家もいます。受験生にとっては「わたしたちの受験はどうなってしまうの?」と不安はつのるでしょう。だからこそ「メリハリのある毎日」を送るように心がけてください。自分の気持ちを緩ますものをしっかりと見つけてください。
わたしは自然の中に自分の身を置くことで気持ちを緩ませてきました。山や海はほんとうに良いです。今年の夏も時間を見つけて江ノ島沖でヨットに乗ったり、逗子海岸でシーカヤックに乗っています。みんなもゲームやスマホの中の世界だけに居ないで、風を感じる自然の中にでかけて行きましょう。そんなに遠くに行かなくても、自転車でちょっといったところに風を感じられる場所はいっぱいあるはずです。そんな「わたしのお気に入りの場所」をぜひともさがしましょう。