2021年度神奈川県高校入試最新情報 その4 市が尾高校 元石川高校
神奈川全県模試 https://www.shingaku-kobo.com さんの資料をもとに、miyajukuの中3生が受験する可能性のある高校を中心に最新の県高校入試の様子を分析したいと思います。なお、近日中に県教委から「進学者動向」の発表があるはずです。その発表があればその結果も加えていきたいと思います。
第4回は「市が尾高校、元石川高校」です。
市が尾高校
2020年 募集定員/398名 変更前志願者/450名 受験者/463名 受験後取り消し者/4名 合格者/398名 倍率/1.15倍
2019年 募集定員/398名 変更前志願者/536名 受験者/537名 受験後取り消し者/5名 合格者/398名 倍率/1.33倍
2018年 募集定員/398名 変更前志願者/482名 受験者/472名 受験後取り消し者/3名 合格者/398名 倍率/1.18倍
今年度の全県模試で 第1志望と書いた生徒 △4% 第3希望までに市が尾高校を書いた生徒 △1%
全県模試で第1希望に市が尾高校を書いた生徒の内申平均 2019年/119.5 2020年/117.8
全県模試で第1希望に市が尾高校を書いた生徒の偏差値平均 2019年/55.4 2020年/55.6
全県模試での合格者平均点
2020年 内申 114.3 入試 375.8
2019年 内申 115.2 入試 352.6
来春入試での割合 学校成績 : 入試 : 面接 : 特色 = 4 : 4 : 2 2次選考 入試 : 面接 : 特色 = 8 : 2
市が尾高校の入試で注意すべき点は面接点で差がつくことです。ほとんどの生徒が80.0点の得点をとっているのですが、60点代の生徒も散見され、88点、90点という生徒もいます。対策を十分にしておきましょう。内申では技能教科に重点化がありますが、高得点の1科を2倍にするだけなのでそれほど大きく合否には影響しないでしょう。全県模試での希望者数もそれほど大きく増減していないので、昨年度と同じような倍率になるのかなと予想しておきます。10月の進路希望調査では1.58倍の倍率となっています。昨年の同じ調査で1.64倍だったので、こちらもほぼ例年と同じような倍率になることを示しているようです。いずれにしても昨年並みの入試の難易度だとして360点以上の得点は欲しいです。内申が130をこえていても330点を下回ると不合格になっています。
元石川高校
2020年 募集定員/358名 変更前志願者/538名 受験者/519名 受験後取り消し者/2名 合格者/358名 倍率/1.44倍
2019年 募集定員/358名 変更前志願者/492名 受験者/467名 受験後取り消し者/2名 合格者/358名 倍率/1.30倍
2018年 募集定員/358名 変更前志願者/441名 受験者/469名 受験後取り消し者/5名 合格者/358名 倍率/1.30倍
今年度の全県模試で 第1志望と書いた生徒 ▼16% 第3希望までに元石川高校を書いた生徒 ▼8%
全県模試で第1希望に元石川高校を書いた生徒の内申平均 2019年/94.3 2020年/92.7
全県模試で第1希望に元石川高校を書いた生徒の偏差値平均 2019年/49.4 2020年/48.5
全県模試での合格者平均点
2020年 内申 102.3 入試 337.6
2019年 内申 102.5 入試 300.4
来春入試での割合 学校成績 : 入試 : 面接 : 特色 = 4 : 4 : 2 2次選考 入試 : 面接 = 8 : 2
先日の訪問記は https://miyajuku.com/20201112-2/ です。昨年は1.44倍というかなり高い倍率になりました。全県模試では志望者が少し減っているようです。県の志望動向調査でも1.49倍と昨年の1.70倍からは減っています。一昨年までのように1.30倍程度に落ち着くと予想しておきます。面接点は受験者の多くが90.00点で、93.75点までの得点者がポツポツといるような様子です。入試得点で320点を下回ると合格は厳しいです。330点以上を目標にしましょう。内申が100を切っていても330点をこえてくれば合格が見えてきます。頑張りましょう。