串刺し学習法
miyajukuの中3生たちは土曜日の午後を利用して過去問を解いています。
ここで大切なことは、難易度や時間配分などについて雰囲気を知ることです。得点はあまり気にすることはありません。さて、過去問って1回解いてしまえばそれで良いのでしょうか? 過去問はさらに利用のしがいがあります。
一度やった問題は 串刺し学習法 に利用しましょう。
傾向が変わっているといっても、たとえば数学では「関数」「空間図形」「平面図形の照明」「確率」・・・などの問題は毎年のように出題されています。その単元ごとに各年度の問題を「串刺し」に解いていくのです。「空間図形」なら過去10年分の問題の「空間図形」の問題だけを解いていくのです。
他の教科も同じように学習しましょう。社会なら過去10年分の「地理」の問題だけを「串刺し」に、理科も同じように「物理分野」だけを、というように問題演習をおこないます。こうすることで、県入試の「くせ」がしっかりとつかめ、分野別の問題傾向をしっかりと頭にたたき込むことができます。
また、この学習法は私立中学入試や大学入試にも使えます。自分の志望校の過去問を時間を計って一度やったら、今度は「分野別」に串刺しに解いていくのです。
過去問題はなめつくすように何度も解き直すことが大切です。
これからの時期の過去問の利用は 串刺し学習法 にかぎります。