ライバル対決 その1 海老名高校vs座間高校

サンデー毎日の大学合格者一覧をもとに周辺高校の同偏差値帯の学校についてその進学実績をくらべてみる企画。第1回は「海老名高校vs座間高校」です。なお、海老名高校は392名、座間高校は273名の卒業生数なので母数が3クラス分ほど海老名高校の方が多くなっています。

まずは国公立大への合格者

海老名高校 筑波大/1名 東京海洋大/2名 横浜市立大/1名 計4名

座間高校 東京海洋大/1名 東京都立大/3名 横浜市立大/1名 計5名

旧学区の準トップ校から国公立大への進学はかなり厳しいです。やはり国公立大への進学を目指すなら進学重点校に進学しないと難しくなります。国公立大への進学では引き分けです。

早稲田大学への合格者 海老名高校/16名 VS 座間高校/11名

慶応大学への合格者 海老名高校/2名 VS 座間高校/1名

上智大学への合格者 海老名高校/1名 VS 座間高校/0名

東京理科大学への合格者 海老名高校/6名 VS 座間高校/1名

いわゆる私立大学の最上位校である「早慶上理」への合格者数です。ある意味ではこのラインの私大への合格は、一部の国公立をのぞくとそれ以上に難易度は高くなります。どちらの高校も全体の5%ぐらいがこのラインに進学しているので「早慶上理」への進学実績も引き分けです。

明治大学への合格者 海老名高校/44名 VS 座間高校/15名

立教大学への合格者 海老名高校/18名 VS 座間高校/3名

青山大学への合格者 海老名高校/18名 VS 座間高校/11名

中央大学への合格者 海老名高校/50名 VS 座間高校/33名

法政大学への合格者 海老名高校/81名 VS 座間高校/36名

学習院大学への合格者 海老名高校/6名 VS 座間高校/3名

首都圏の私大難関校をひとくくりにした「GMARCH」への合格者数です。合計すると「海老名高校/217名 卒業生数にしめる割合/55%」「座間高校/101名 卒業生数にしめる割合/34%」となります。ここは差が出ましたね。海老名高校の健闘がひかります。もちろんひとりで複数の合格があり、浪人生もふくめた数字なので、海老名高校の生徒の半数以上が「GMARCH」ラインに進学しているとはいえませんが、ざっくりと1/3はこのライン以上の大学に合格できている、といっても良いでしょう。海老名高校の勝ちです。

日本大学への合格者 海老名高校/59名 VS 座間高校/36名

東洋大学への合格者 海老名高校/62名 VS 座間高校/21名

駒澤大学への合格者 海老名高校/41名 VS 座間高校/26名

専修大学への合格者 海老名高校/86名 VS 座間高校/42名

首都圏の文系私大の中堅大学をひとくくりにしたのが「日東駒専」です。首都圏中堅の理系私大である「東京都市大、東京農業大、工学院大、芝浦工業大」あたりの合計人数も比べておきます。「海老名高校/110名 VS 座間高校/48名」海老名高校の方が少し座間高校よりも割合が高くなっています。

国公立や早慶上理などに合格するトップ層は海老名高校も座間高校もそれほど差はないけれど、GMARCHや日東駒専などの首都圏中堅私大に進学する層は、海老名高校の方が座間高校よりも少し厚いといえそうです。とはいってもそれほど大きな差があるわけではなく、今後ともこの2校は良い意味で切磋琢磨し続けていくのではないでしょうか。

と同時に、2校ともとっても頑張っているとあらためて思いました。学校行事も部活動もしっかりとやっているようですし、何とかこの2校ライン以上の県立高校に進学することが、子どもたちの未来を切り開いていくためにも必要なのではないでしょうか。

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