理想の現代国語の授業
昨日の高3国語の授業の題材は「視線のカスケード/下條信輔」でした。
ヒトは悲しいから泣くのではなく、泣くという情動反応があって悲しいという感情経験が自覚されるという話題。視線のむき方が偏ることで好きという感情が喚起される。そのカスケード(連鎖増幅)こそがヒトの特徴だ。そんな内容でした。
現代国語を学ぶことは、子どもたちの知的好奇心を喚起することだと思っています。そして、その好奇心を高めることと、現代国語の成績ははリンクしていると信じています。
とにかく、彼ら、彼女らの頭をフル回転させる授業。それがわたしの理想としている現代国語の授業です。