中3生の直前日曜講習スタート
今日から中3生の「直前日曜講習」がスタートです。本番と同じ時間割りで予想模試を解き、その後ですぐに解き直しをしていく。今日から5回の日曜日と直前の2月11日をふくめて6回の予定です。使う問題は過去の全県や教開の最終回の模試など。今日だけは今年度の全県模試最終回を実施しています。志望校内判定が出せるのは今日だけだが、そこから先は「どれだけ自分の目標点がとれるか」が問題なので順位がでなくても良いのです。
過去問は昨日までで4年分は解いています。それ以前は出題傾向などが違うので単問ごとに授業の中で扱うことにしています。いずれにしても県入試の出題形式はそれほど大きく変わるわけではないので、「時間を計って問題を解き→解き直しを徹底してやる」がここから1ヶ月の学習法としては最もよいと考えています。そうした学習の中で知識理解等で不確かなところは補っていけば良いのです。
高校入試というのは結果も大事ですが、こうして目標に向かって段取りを決め、それをしっかりとやっていく流れを身に付けることも大切だと思っています。これは受験勉強にとどまらず、子どもたちのこれからのとても重要な生き方のリテラシーをつちかうことにつながるはずです。「トライ&エラー」こそが何かを成し遂げるための基本的な道です。 ちなみに「トライ&エラー」は和製英語です。
受験勉強の「トライ&エラー」で身に付くチカラ
* 繰り返しの大切さを身に付ける
* 間違った問題をつぎのステップにつなげるチカラ
* 問題解決能力
* 粘り強く挑戦していくチカラ
* 失敗をおそれずに挑戦していくチカラ
高校受験は15歳の子どもたちにとって初めて自分のチカラで未来を手にする体験です。だからこそ、結果だけでなく「どうやって乗り越えたか」が彼ら、彼女らの原体験として将来に大きな影響を及ぼすと考えます。こうして日曜日に予想問題を解き、解き直しをしという時間は、合格への道筋であると同時に将来への大きな「糧」になるとさえ思うのです。
あと1ヶ月。子どもたちの成長のサポートに徹します。