大学入試の合否を分ける「過去問演習」の正しいやり方

大学入試を目指す受験生にとって、過去問演習は欠かせない学習です。
しかし「ただ解くだけ」では効果が半減してしまいます。
今回は、過去問を最大限活用するためのポイントをまとめます。
目次
過去問演習の基本ルール
① 必ず時間を計って解く
- 実際の試験時間に合わせて解くこと。
- 時間内に終わらなくても構いません。
- どれだけオーバーしたかを必ず記録する。→ 時間内に仕上げる練習は1月以降で大丈夫です。
② 必ず記録を残す
- 得点率(例:60%)を記録。
- どの問題ができて、どの問題ができなかったかを簡単にメモ。→ 「できなかった部分」を明確にすることが目的です。
- 自分の「気持ち」も記すと良い 入試直前期にとても役に立つ
③ 解く年数と範囲
- 第1志望:過去5年分
- 第2志望以下:過去2年分
- 第1志望の複数日程:すべて解く(全学部入試と学部個別入試では形式が違うことが多い)
④ 解説と質問
- 赤本の解説は不十分な場合もあります。
- わからない問題は必ず質問して、疑問を残さないようにしましょう。
⑤ 入手方法
- 赤本 ブックオフなどで中古本を探すのもよい
- 各大学の公式HP
- パスナビ https://passnavi.obunsha.co.jp/kakomon
- 東進 https://www.toshin-kakomon.com/
- 赤本オンライン https://akahon.net/kkm/index.html
過去問演習は「分析」が目的
過去問は点数を取るための練習ではありません。
弱点を発見して学習計画を修正するための教材です。
- 得点率の記録
- 解けなかった問題の傾向
- 分野ごとの弱点
これらをしっかりとメモしておくことで、効率的な復習につながります。
科目ごとの活用例
英語
- 英作文で「何を書けばよいかわからない」場合: ① 模範解答を熟読 ② 類似問題を解く ③ ChatGPTや先生に添削してもらう
数学・理科・社会
- 基礎の抜けや苦手単元が浮き彫りになる。
- 弱点を復習するきっかけに。
国語
- 解くだけでなく、要約を書くのも効果的。
- 先生やAIにチェックしてもらうことで読解力アップにつながります。
まとめ
過去問演習は「解く」だけでなく、
記録 → 分析 → 復習 → 改善
このサイクルを回すことが重要です。
過去問は志望校合格に導く最強の教材です。
丁寧に取り組んで、合格を勝ち取りましょう。
📌 関連リンク
YouTube https://youtu.be/KK3gp2CaQDw
PodCast https://stand.fm/episodes/68c25ad4f855c785a01e2565
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