寺脇研
寺脇研が文部科学省を辞めたらしい。
寺脇研と聞いて「なるほど」と思われる方は少ないと思うが、彼こそが「ゆとり教育」の旗振り役だったのだ。その寺脇研が文科省を去ったということは、いよいよ「ゆとり教育」からの方向転換が行われるということなのだろう。
立花隆氏が「ゆとり教育」を以下のようにばっさりと切っている。
私も同感だ。今、公教育に必要なのは「ゆとり」ではなく「多様化」なのだと思う。そして、親も画一的でない柔軟な思考で子供の教育に向き合うべきだ。誰もが同じ道を歩む必要はない。かといって画一的に「ゆとり」を押しつけることも不要だ。
寺脇研が文科省を去ったということは、私にはアメリカで共和党が敗北したニュース以上に衝撃的だった。