自分に克つ
講習3日目。中3のFは欠席(遅刻するのが嫌だという理由)。Aは気持ちが悪いと早退。高3のMは遅刻(寝過ごしだろう)。
こう書くと、miyajukuの生徒は・・・ と思われそうなので先に書いておくが、午前の授業の小6,中3,高3の受験組の99パーセントは真剣に熱気を帯びて授業にのぞんでいる。
miyajukuは「ここに見捨てられたらもう行くところがない。見捨てないで何とか面倒を見てください」と頼まれることも多い塾だ。私自身も、厳しさとゆるやかさの両面で生徒に対すよう心がけている。
が、ここまできてもダメな者はダメなんだろうか。私にはどうすることも出来ないのだろうか。そんな疑問がわき上がってくる。その子がここまで育ってきた環境、受けてきた教育、家庭の方針、などなどが絡み合ってのことだ。私に出来ることはかぎられているし、手の出しようもない部分もある。
それでも、頑張ってもらいたい。ここで頑張れないようでは、生涯を頑張れないままで過ごしてしまう可能性さえあるからだ。いや、きっとそうなってしまう。だから言い続ける。出来るかぎりの指導を続ける。
自分に克つこと。
何よりもその言葉を贈りたい。