三者面談
今日は朝から中3生の三者面談。私は、三者ということにこだわっている。思った以上に家庭の中で進路のことを親子で話し合えていないことを知っているからだ。ある時は親の一方的な思いを伝えるだけだったり、ある時は子供の学習姿勢の問題点をあげるだけだったり、そんな関係が多く見受けられる。
子供の進路はある意味では親の責任でもある。いろんな意見を持つ方もいらっしゃるだろうが、私はそう思う。「子供の好きなようにさせていますから」という言葉が私は一番嫌いだ。何も子供の主体性を否定しているのではない。自立していない存在だから子供なのだ。親がサポートし、後押しし、支えてあげなければいけない。それが親の責務だと思う。
私は「どこの高校に進学する」ということよりも、「どのように高校に進学するか」をとても大切にしている。何となく高校を選択し、進学後にこんなはずじゃなかった、と悩んで辞めていく子が多いからだ。現実が思い描いていたものと違ったとき、苦労した分だけ我慢も出来るはずだ。とにかく高いモチベーションを持って高校に進学して欲しい。
三者面談はエネルギーをつかう。へとへとになる。でも、ここからが中3生のスタートになる。いっしょに頑張っていこう。この子たちの「夢」を実現させてあげよう。そんな気持ちが、面談を行いながらふつふつとわいてくる。
良い受験にしてあげたい。心に残る受験をおくらせてあげたい。願うのはそれだけだ。