高2生へ

10月から11月にかけては学園祭のシーズンだ。とくに高2生は積極的に学園祭に出かけていって欲しい。何となくぼんやりとしたイメージの志望大学が、学園祭に行くことでしっかりとしたイメージとなり、これからの学習のいろんな意味での“励み”になるからだ。

それぞれの学校には、その学校に特有の“色”や“におい”がある。こうしたものは実際にその場に言って“見て”“かいで”くるしかない。自分のもっている体臭と一致するのかどうか、大学選びに際してはとても大事なファクターだ。

同時に、早い段階で志望大学をしぼり、その合格にあわせた学習をスタートさせたい。大学入試なんてずっと先、なんて考えはきれいさっぱりと捨て去ろう。少なくとも受験科目がどうなるのか、それがこの段階で絞り込まれていないと、学習をスタートさせることも不可能だ。また、Nexstageや英頻などの学習もそろそろ本格化させていきたい。理系で生物や化学が必要な生徒はその学習も意識していきたい。数学についても、数?1・Aの応用演習なんかにも手をつけはじめる時期だ。もちろん、社会科の学習も、教科を決めて開始する必要がある。

とにかく、ここからスタートしても早すぎることなんかない。自分を見つめることもできるようになったこの時期が、本格的な大学入試の学習をスタートするちょうど良い時期なんだ。

だから、学園祭に足を運んで、未来予想図を描いてくるんだ。