私立高校打診の基準一覧
2008年度私立高校入試の打診基準一覧を塾のホームページにアップしました。miyajukuのページには、このブログのトップからリンクが貼ってあります。「父母専用ページ」をクリックして、パスワードを入れていただけばご覧になれます。中3生の保護者の方にはパスワードをメールでお知らせします。その他の学年の方は、塾長宛メールをくだされば、折り返しパスワードをお送りします。
私立高校の入試は、単願・専願・推薦という、12月15日に中学校と私立高校との間で、前もって合否についての話し合いが行われる仕組みが中心です。この話し合いの基準値を「打診基準」と言います。5教科の3年成績が22/25以上ならば合格、それより低い場合は受験するだけムダ、といった制度です。基準をクリアしていれば、中学の先生が相手の高校に書類を提出して合格を確約してもらうのです。
多くの生徒が、公立第一志望、私立第二志望となります。この場合、打診の基準をクリアしていれば、2/10入試の結果にかかわらず、その高校に合格が前もって決まるわけです。高校浪人を出さないための制度です。
もちろん、2/11日や12日に、オープン試験と言って、打診と関係ない入試を行っている学校も増えてきています。同じ学校でも、普通コースは2/10に、特進コースはオープンで2/11に、といった学校も多くなってきました。こうした場合も、2/10の私立入試は合格を確約してもらえる高校を受験し、11日や12日のオープンに挑戦することになります。
この打診については、本屋さんで売っているような市販の本には全くふれられていません。こうしたことが行われていることは「公然の秘密」になっているからです。学校でも表向きは「打診」については話はありません。そうした意味で、基準の数字を印刷して配布するわけにはいかないのです。ご承知おきください。