課題図書 その1
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ご存じのように著者の日野原さんは95歳の現役医師です。その日野原さんが、10歳の頃を振り返り、寿命とは、いのちとは、家族とは、人間とは、仕事とは、と考えます。子供に向けたメッセージとして書かれているので文章も平易です。今春も立教女学院、横浜雙葉などいくつかの中学受験で出題されました。
「時間はだれにでも流れています。でも、その感じ方は人それぞれです。」
「寿命とは わたしたちにあたえらた時間のことです。」
「からっぽのうつわのなかに、いのちを注ぐこと。それが、生きることです。」
「ほかの人のために きみはどれだけの時間を使っていますか。」
お父さん、お母さんにも是非とも読んでいただき、子供と一緒にいろんなことを話していただけたら、そんなことを思って選んだ本でもあります。
よろしくお願いします。