K君のこと

お昼を食べていたら、卒塾生のK君が突然に顔を見せに来た。K君は小5から高2まで在塾していた生徒だ。(当時は高3は指導していなかった)彼はK大の外国語学部に進学した。将来は通訳の仕事をしたいと言っていた。

K君は大学を卒業して、カナダに留学中とのこと。正月休みに帰ってきているのだが、今日の夕方の便でカナダに戻ると言った。そして、4月から日本に帰ってきて通訳になるための学校に通う予定だという。できれば、英語の講師として雇ってもらえないか、という相談だった。

いやいや、今いる英語の講師が3月までの契約なので、来期の英語の講師の募集をかけなければいけないと考えていたところだったのだ。こちらも願ったりかなったりだ。K君は男前だしはきはきとしたよい子で、親身になって生徒に接してくれるはずだ。何よりも、うちの塾のスピリットを理解してくれているので頼もしい。

夢の実現のために一歩ずつ前進している若者を見るとこちらまで心がすがすがしくなる。

K君、待ってるよ。

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