あなたへ
誰もが「こうしたい」という気持ちを実現できるとはかぎらない。いや「こうしたい」という気持ちをしっかりと実現できる者の方が少ないのかもしれない。
○○高校に行きたい、という気持ちを持ち続け、その実現が難しくなってきたときどうするか。受かりたいという気持ちが強かった者であればあるほど、「くやしい」「なんとかしたい」「受けたい」といった強い感情が生まれてくるのは当然だ。
でもね、ここで終わるわけじゃないんだよ。いろんな意味で今回のことを将来に生かすことは出来るはずだ。積極的な撤退というか、前向きな方向転回というか、とりあえずの作戦変更というか。
何よりも「頑張った」という財産は君の中にしっかりと残されるはずだ。この悔しい思いを忘れずにもう一度チャレンジし直そう。
泣きたい気持ちはわかる。誰よりも君の悔しさはわかる。
だからこそ笑顔で受験をむかえよう。
もう一度前を向いて立ち向かっていこう。
心からそう願っている。