現役での大学進学者数
「週刊 朝日」に今春の「現役での大学進学者数」の一覧が載っていた。おもなところを抜き出しておく。
湘南 東大/5名 横国/13名 早稲田/30名 慶応/21名 明治/14名 専修/0名
翠嵐 東大/5名 横国/8名 早稲田/31名 慶応/25名 明治/9名 専修/0名
川和 東大/0名 横国/8名 早稲田/6名 慶応/19名 明治/19名 専修/2名
大和 東大/0名 横国/4名 早稲田/6名 慶応/0名 明治/7名 専修/5名
海老名 東大/0名 横国/1名 早稲田/3名 慶応/1名 明治/10名 専修/5名
大和西 東大/0名 横国/0名 早稲田/2名 慶応/0名 明治/5名 専修/15名
桐光 東大/4名 横国/6名 早稲田/30名 慶応/26名 明治/20名 専修/9名
これは「合格者数」ではなく「現役での進学者数」だ。「合格者数」だと東大と早稲田と慶応に受かって東大に行った生徒の数は、それぞれの大学に「1」がカウントされるが、「進学者数」だと東大に「1」がカウントされるだけだ。しかも、現役での進学者数だけを調査した結果だ。
やはり、湘南だと「国公立大+早慶上智理科大」で100名近い現役の進学者数となっている。MARCHレベルの合格だと浪人する生徒も多いのだろう。
大和西の場合、上記の大学以外では「青山/7名、立教/1名、中央/4名、法政/7名、理科大/2名、日大/1名、駒沢/9名」といったところ。232名の卒業生のうち2割ほどがきちんとした進学をしている、というのが現実だろう。
大学全入時代と騒がれているが、ある程度から上の大学への進学は厳しいものがあり、高校進学時に「道」が分かれてしまっている実態がよくわかる。