塾のコンセプト

子供の学力というのは、その育った家庭に拠るところが大きい。高校入試直前の中3段階で塾に通い始めても、塾がその子にほどこすことができることは受験のHow toでしかなくなってしまう。その子がそれを吸収できるかどうかは、すべてその子が育ってきた家庭力に負ってしまう。

幸いなことに、miyajukuには小5や小6段階という早い時期に通ってきてくれる子供も多い。そうした子供達には、本物の学力の基礎となるべき力をつけるよう今までも努力をしてきた。お父さんやお母さんにも積極的に話しかけをおこなってきた。塾に生徒をあずけてさえおけばすべてOKではないことを語りかけてきたつもりだ。

もちろん塾なのだから、目の前にある学習をよりしっかりと理解させ、学校でのテストの結果を良くし、入試に合格させる、という使命をおびている。それがすべてだ、といっても良いかもしれない。

が、あえてmiyajukuでは、本物の学力を身につけよう、などと言い続けてきた。小、中学生の保護者の方に「大学受験を考えた高校受験を」と言い続けてきた。大学で自分が何を学習するのか、学習したいのか、そうしたイメージを持つことで、ゴールを意識することで目の前の学習に意味を持たせる。あえて家庭での指導にも踏み込んで塾を運営してきたともいえる。

中学受験は、子供が小さいこともあって、家庭と子供もの二人三脚でゴールを目指していく色合いが濃くなる。子供と向き合っての指導の向こう側につねにお母さんとお父さんを意識した指導が必要となる。実は、高校受験も大学受験も同じなのだと強く思っているところだ。

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