miyajukuのこれから
miyajukuは今年で22年目になる。以前に比べて生徒の向こう側にある家族がよく見えるようになってきた。お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、妹、弟、おじいちゃん、おばあちゃん。そんなみんなの顔が見えてきたということ。七十数人の現在の塾生の向こう側にある家族の“顔”がはっきりと見えていると言うこと。そりぁそうだ。今では以前の塾生の子供さんが通ってきてくれているわけだ。年期を重ねてきている。
でも、それ以上に“わたし”が年齢を重ねたことも大きいと思う。若い時には生徒だけを見ていたように思うし、それでも良かったと思う。子供との距離も近かった。子供たちに対して、お父さんというよりも、お兄ちゃんという立場で接していた。今は、子供たちにとってはお父さん、そのお母さん方にとっても親として先輩の立場になっている。だからこそ見えてきたものもあるのだと思う。
それならば、その見えてきたものを軸に据えてmiyajukuのこれからを考えるべきだと考えている。これから10年。子供たちの指導ももちろんだが、親としての先輩の立場として、子供たちの向こう側にいるお父さん、お母さんにもアドバイスが出来る塾でありたい。
子供は最終的に「家族」の中に帰って行く。子供は「家族」の中で成長し大人になっていく。学校も、塾も、社会も、補助的なものでしかない。あくまで「家族」がベースにある。miyajukuはその「家族」に直接アプローチしていく塾でありたい。それを常に意識した塾でありたい。そんなことは大きな塾には絶対に出来ない。だからこそmiyajukuはそれを目指していく。