新学期説明会
明日はmiyajukuの新学期説明会を予定している。午前、午後、夜の三回に分けて実施。今、その資料作りに励んでいる。資料の冒頭に以下のような新学期への方針を書いた。
数年前、行き過ぎた受験戦争(?)を是正しようと「ゆとり教育」がはじまりました。その結果、公教育は豊かな人生への道筋を示すことが出来ているのでしょうか? 子供達は受験戦争(?)から解放されて「自らを顧みるゆとり」を手に入れたのでしょうか? 結果から言うと、たいして勉強をすることなく高校や大学に進学できる状況が出来上がっただけです。ずるずる、だらだらとした毎日を過ごす中学生、高校生を大量に作り出しただけです。そして、子供達は「一所懸命に努力すること」を忘れてしまったかのようです。
今の小・中学生を見ていると、その覇気のなさにあ然とさせられることがあります。そうしたことをみなさんは感じたことがありませんか? 彼ら、彼女らは、ほんのちょっとしたハードルを跳び越えていく勇気を持てないでいるのです。絶対的な評価ばかりで、相対的な評価が隠されてしまい、競うことを忘れてしまっているからです。頑張ることが、一所懸命に努力するとことが、なぜかいけないことのようになってしまっていないでしょうか。
良い学校に進学することが豊かな人生へのただひとつの道ではない。そんなことはわかりきっています。でも、良い学校に進学するために頑張ることは大切なことです。良い学校に進学すれば良い仲間たちに恵まれる可能性が大きくなります。子供達の人生を大きく開いていくきっかけ作りになることは確かです。
頑張ることの大切さ。頑張って手に入れたもののすばらしさ。そんなことを学習することを通して、受験を通して知っていって欲しい。それが私のmiyajukuに通う子供達への願いです。
さて、もうひとがんばり。