国語力は家庭力

国語力の低下が言われて久しい。当然だと思う。中学生の1年間の学校での国語の授業は100時間程度。もしもバラエティ番組を1日平均1時間見ていたとすると年間で360時間。国語の授業の3.5倍になる。ドラマなんかも入れるときっともっと見てると思う。つまり、子供達の国語力にとても大きな影響を及ぼしているのはテレビ番組だということだ。

こんな状況で国語力が低下しないはずがない。お父さん、お母さん、家庭からテレビを追放しましょう。とくにパラエティ番組を子供達に見せるのは止めましょう。子供達に見せないのですからお父さんやお母さんも見るのを止めましょう。そして、空いた時間で子供達と話しをしましょう。いっしょにいろんなところに出かけましょう。夜、いっしょにウォーキングしたって良いじゃないですか。そろそろあちこちで桜が咲き始めています。こぶしの花はどこも満開です。

相模大野に出来る県立の中・高一貫校。みなさん盛り上がっていますが、厳しい言い方をすると、家でバラエティ番組を見ている家庭では、あの「適性検査問題」を解く力は育っていないでしょう。バラエティ番組はお盆とお正月で十分です。国語力は家庭力です。学校に期待してはいけません。家庭で豊かな時間をどれだけすごせたか。それが子供達の国語力をつくっていきます。

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