学校って
今日は、受験クラスの新小6や新高3のお母さん方との面談を午前中から続けている。あと3日ほど面談が続く。新小6は3月からを新学期としている。多くの塾は2月が新学期だが、個人塾であるmiyajukuは2月は私自身の余裕が全くなく、3月からのカリキュラムとさせていただいている。
中学受験をする生徒が増え続けている、という実感がある。とくに女の子にそれが顕著のように感じられる。それだけ、公立中学とそれに続く公立高校への不信感が強い、ということだろう。学習面での要求もあるが、それ以上に、子供の成長に良い影響力のある学校教育への期待が強いと思う。
学校教育は、そこに集う生徒たちによってほぼ決まってしまうと私は考えている。学校の教育方針や指導者の質なども関ってくるが、何よりも「どんな生徒たちが集うのか」がすべてだ。強い「磁力」をもつ学校は、良い生徒たちを惹き付ける。その生徒たちは、学校という場でお互いをみがきあうことができる。
切磋琢磨。いろんな意味でそうした経験が積めることこそ学校の役割なのではないだろうか。そんな切磋琢磨を今の公立の中学にもとめることがだんだんと不可能になってきている。そんな気がしてならない。