出来るだけキャンパスで時間を過ごそう。

今年、大学生になった自分の娘に私がただ一つ言ったことは、「出来るだけ長い時間を大学のキャンパスで過ごすこと」ということだ。3年前に息子が大学に進学したときも同じことを言った。子供たちが高校生になったときも同じことを話した。

授業をたくさんとりなさい、ということではない。ただ、ぼーっとしているだけでもいい。とにかく出来るだけ長い時間を大学(高校)のキャンパス内で過ごすことを薦めたい。キャンパス内での時間は何ものにも替えがたいものだ。いろんな人間やモノが行き交い、黙っていてもいろんな出会いがある。

高校や大学というのは、ある意味で「出会い」の場だ。人との出会いだけでなく、いろんな「考え方」や自分自身の「気づき」も「出会い」の中にふくまれる。とにかくキャンパスの空気が、いろんな「出会い」を誘発し、化学変化をおこしていく。

そんな時間がもてるのは学生の時だけだ。多くの大人たちが、出来ればその時間に戻りたいと思うのは、そうした「出会い」を社会に出てからは持ちにくくなってしまうからだ。

大学(高校)のキャンパスで過ごす時間は一生の宝物だ。だからこそ、出来るだけたくさんの時間をそこで過ごすようにしたいものだ。

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