受験と親子関係

先週、今週と小6受験生の保護者の方、高2生の生徒と保護者の方との面談を進めている。

小6受験生は2月1日以降の受験校の最終確認。現状での合格可能性。今後の学習の留意点などをお話しする。私は基本的に2月1日の午前で合格をとり、その後に挑戦校に向かっていく作戦をお勧めしている。何と言っても12歳の子供たちだ。まずはひとつ合格をとって安心させたい。同時に、ここまで苦労してきたのだ。公立中に進学するのではなく、私立中に進学することを前提の受験にしてあげたい。私立中は難易度に関わらずどの中学も一所懸命に生徒への指導に励んでいる。そうした意味では「はずれ」はほとんどないといって良い。年が明ければ「いよいよ」ということになる。私も緊張感をもって接していく。

高2生については、先日実施した全国模試を返却しながらの3者面談だ。遅くともこの時期から「受験生」としての意識を持たないと大学受験には立ち向かっていけない。この時期から考えてもちょうど1年しかない。1月に高3生が受けるセンター試験を、高2段階で受験して6割ぐらいとれていないと、来春のセンターで7割越えは難しい。学力なんてモノはそう簡単に身についてはくれない。地道な一歩ずつの努力があってさえ、結果に結びつかないことも多いのだ。まずは「現状の自分の学力をしっかり把握した上で明確な目的意識」を持つこと。それにつきる。ここがぶれてしまっては大学受験が成功することはない。

小6受験生と高2受験生。12歳と17歳。受験への親の関わり方は違う。でも、「見守る」「信じる」というキーワードは同じことだと思う。親は子の受験に対して「見守り」「信じて」あげることしか出来ない。でも、陰に日向に、親の「顔」がしっかり見える受験生は成功する。つかず、離れず。子供といっしょになって進んでいきましょう。受験は大変かもしれません。でも、受験を通して親子関係はよりしっかりとした絆で結びついていくのだと思います。

子供って親に信じられると、だまって前に進んでいくモノです。どうせなら徹底的に信じてあげた方が良いでしょうひよこ

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