中3の保護者面談
中3の保護者の方との面談を進めている。M中は先週末に「仮成績」を出してくれたので、それを手元に置いての最終的な受験校の確認が出来る。他の中学も今週中には「仮成績」がしめされるはずだ。
それに対して、相△原市内の中学校は学校での3者面談の際に成績を教えてくれる。しかも、全体でいくつ上がったとか、いくつ下がったとかのレベルでの話だ。あくまでも成績は学期末に出すのが正式なモノだから、といった考え方にたった処置なのだろう。しかし、これだと私立の併願校を決めることもできない。面談で「○○高校はどうですか?」と担任の先生に聞いて「大丈夫です」「そこはだめです」といった話にしかならない。ダメならいくつ足りないのか、といった判断もできない。
モンスターペアレントなんて言い方がマスコミでされているが、私は保護者の方はもっともっと学校に意見を言うべきだと思う。成績は学期末にという原則論はわかる。でも、現実には、12月の半ばで私立高校の合否は決まってしまうのだ。その資料となる3年成績が開示されなければ、何を基準にして判断しろと言うのか。高校選択は基本的に親と生徒に任せてしまえばいい。中学校の先生はアドバイサーであれば良いのだ。出せる資料は全部提示するべきだ。
今はほとんどの中学校がそうしたスタンスでのぞんでいる。相△原市内の学校だけが旧態依然とした姿勢なのだ。出せる情報はすべて出してしまって悪いことはないと思うのだが。あくまでも「自己責任」が今の時代の基本。高校進学であっても、本人と親御さんの判断が最終的なもの。そのために情報の開示は欠かせない。ヘンな責任感を学校が背負う必要もないのだ。