模試の返却

夏講習の前半最後に実施した模擬試験を返却している。

小学生はこうした偏差値や順位がでる試験を初めて受験した生徒も多いはずだ。学校の試験は全員が満点を取れるものばかり。成績も個人内での絶対評価になっている。今の子供たちは、他人と比較されることがほとんどなくなっている。とくに学力の上では、お母さんも自分のお子さんがどの程度の力をもっているのかを知るチャンスがまったくなくなっている。

だから、数字で学力が出てくると少なからずショックを受けることになる。

でも、現状をしっかりと把握しない方が先にいってからより不幸な結果になると私は思う。今の成績が悪かったなら、悪いということをしっかりと自覚し、どうすれば良くなっていくか、という対策を立てることが出来る。また、毎日の生活をもう一度見直すきっかけにもなる。やっぱりゲームのやりすぎだ、とか、テレビを見る時間を減らさなければ、といったことを考えるチャンスになる。

学力を数字にすること。相対的に学力を示すこと。そんなことすべてが「悪いこと」とされている今の学校のやり方を私はけっして良いと思っていない。少なくとも、学習塾であるのだから、受験をしない小学生であっても、今の自分の相対的な学力を知る必要はあると考える。というよりも、お母さんやお父さんは。絶対に知っておかねばならないと考える。

この成績表を前にして、家庭でしっかりと話し合いを持ってほしい。ただ、絶対におこらないでください。こんなにできないの、という言葉も禁句です。あくまでここがスタートラインです。次回は12月に実施します。その時、この成績がどれだけ伸ばせるか、それがこれからの課題です。そのことをしっかりと伝えてほしいと思います。

なお、中1、中2生は志望校判定もおこないました。こんな学校名を書いたんだ。今の成績だとこの高校は努力圏なんだ、といった具体的な高校選択についての基礎知識としてください。中学生は学校成績とこうした模試での実力の差がどの程度のものかを知る必要もあります。「学校の成績=本当の学力」ではありません。

中3生は「県模試」を実施しましたので、返却は9月10日過ぎになります。