体験学習1日目の報告
まずは第1日目の報告からです。
中央林間を8時30分に出発。保土ヶ谷バイパス、横浜・横須賀道路を経由して10時には「三浦ふれあいの村」に到着。空はどんよりと曇っていますが、やっぱりでかいです。緑の森もきらきらと光っています。まずは開村式です。「ふれあいの村」のスタッフの方から諸注意を受けます。その後、お昼のお弁当を芝生広場にて食べて、水着に着替えてシーカヤック体験の準備です。
海に漕ぎ出すプログラムです。まずは二人一組になってバディを組み、どんな場合でもその組を意識した行動をとることを徹底します。ライフジャケットを身に着け、自分たちの艇を浜辺まで運んでいきます。まずは半数が海に漕ぎ出していきます。「ふれあいの村」のスタッフは一人だけなので、手伝いにつれて来た私の息子と娘も海に漕ぎ出させて補助をさせます。カヤックは海への漕ぎ出しと陸揚げ時がもっとも危険なので、私は浜辺での補助にまわります。
2番目のグループが海に出るころから雨が降り始め、風も出始めてきました。南風ですから戻れなくなる風ではないのですが、あまり良い状態ではなくなってきたので早めに切り上げることにします。カヤックやライフジャケットを水洗いして終了です。自分たちが使った道具は念入りに片付けることも、自然を相手の遊びではとても大切なことです。
宿泊棟に荷物を運び入れ、16時から飯ごう炊飯+カレー作りにチャレンジです。miyajukuの生徒たちは3グループに分かれて、手際よく準備を進めていきます。食材を洗って切るもの。なべやお玉などの食器を準備するもの。まきを運んできて火起こしをするもの。とくに指示をしなくともみんなしっかりと仕事を進めています。miyajukuの生徒たちは、このへんはいつも感心してしまうところです
1時間半ほどでカレーが完成。どのグループもおいしく出来上がりました。楽しくおしゃべりをしながら食べ終わったら後片付けです。なべを洗ったり、かまどをそうじしたり。さぼっているものはひとりもいません。
さて、暗くなり始めた19時から懐中電灯をもって夜の磯浜探検にでかけます。あいにく海が荒れていて生き物たちも活発ではなかったのですが、それでもたくさんのかにを観察し、捕まえたりもしました。暗い磯浜に出かけるのも子供たちは初めてでしょう。そこに生きる生物たちを見たり、触ったりすることも記憶に残る体験になるはずです。
息子がタイドプールにみなを呼び寄せます。そこには「はぜ」がたくさん泳いでいました。みんなで網ですくって捕まえては観察することもできました。海ほたるは海が荒れていて捕らえることはかないませんでした。それでも、小雨交じりの中の1時間半ほどの磯浜観察を楽しく終えられました。その後、宿泊等に戻ってゆっくりとお風呂に入り、22時30分には消灯。
目いっぱい身体を使っての一日の疲れからでしょう。みんなすぐに寝入っていました。雨交じりの1日でしたが、何とかすべてのプログラムをやり終えることができました。