葛藤して欲しい
今日も朝から日曜講習です。私が利用する駅は、中学受験の親子連れであふれかえっていました。長崎日大中・高等学校の入試の首都圏会場に日大生物資源学部がなっているようです。首都圏の中学入試は2月1日からという取り決めですが、他府県の学校はそうした枠組みから外れます。長崎日大も多くの生徒の併願、腕試しになっているようです。
それにしても、お父さん、お母さんといっしょの生徒が多かったなぁ。
さて、miyajukuの中3生も、公立志願組、私立志願組にわかれて予想問題、過去問演習に取り組んでいます。何度も繰り返していることですが、こうして問題演習に取り組み、その結果の推移を知る、という体験は、彼ら・彼女らにとって初めてのことです。「思うように得点が伸びない」「志望校に合格するのは不可能じゃないか」「こんなにやっているのに何で得点できないんだ」などなど、様々な葛藤が心の中に渦巻きます。
実は、そうした葛藤こそを経験して欲しいのです
夢は必ずかなうものではありません。むしろ、かなわないことの方が多いのが実際です。でも、夢に挑戦することは大切です。夢の実現は、10パーセントの努力と、90パーセントの運にかかっているのかもしれません。努力は必ずしも報われるとは限らないのです。それでも、挑戦していくことが必要なのです。いや、挑戦していこうという気持ちを持つことが大切だと言っていいかもしれません。
高校入試というハードルなどたいしたハードルではありません。高校入試について言えば、99パーセントの努力と1パーセントの運で夢はかなうはずです。だからこそ、そのハードルに対して「どう向き合ったか」ということが、その子の「これから」を大きく決定づけるのです。葛藤して欲しいのです。ここで葛藤しないまま高校入試というハードルを迂回してしまうと、これからのハードルをすべて迂回することになりかねないのです。
苦しんで欲しい葛藤して欲しい
心からそう思っています。頑張れみんな