MSTで映像教材の作成
高校入試対策の予想問題の解答解説をMSTというソフトを利用して作っています。
MSTとは「手書き文字・音声を使い講義コンテンツを作成するオーサリング・ツール」です。なかなかイメージしにくいと思いますが、映像教材ではなく、画面には生徒が使っているテキストや問題が映し出されて、それをもとにして音声やペンを使って講義が進んでいきます。もちろん、ワードやエクセルで作った図表や、写真、地図、イラストなどをイメージとして読み込むことも可能です。興味のある方は ここ で体験できます。
画面に先生が出てきて板書で説明する映像授業より、MSTでつくったものの方が、生徒の集中力は高いです。また、入試対策のように、問題の解答、解説には最適のツールです。こんなことが、それほどの金額をださなくても出来る時代なんです。MSTはフラッシュファイルに書き出さなくてよければ15,120円で買えるんですよ。これとスキャナーとパソコンさえあればどんどん講義ファイルを作ることが出来ます。
わからなかったらこれを家で見ること。なんて、CDにデータをいれて生徒に渡すことだって出来ますし、ファイルサイズが小さいので、メールで添付して送ることも出来ます。今年は、予想問題5回分をCDにして中3生には渡し、自宅でやらせようかと考えています。家にパソコンさえあれば、問題の解答解説をいつでもみられるわけです。映像教材も、業者から買う時代から、自分で作る時代になってきています。
入試対策以外にも、miyajukuでは、一斉授業で使用している数学や英語のテキストは、すべてMSTで解説を視聴できるようにしています。授業を欠席したり、遅れてきたりしても、あとで同じ授業をPCで受けられるわけです。また、理解がしにくかった単元をもう一度復習したり、試験前に総復習したり、といったこともできます。すごい時代ですね