朝は英語のリスニングから

今日も中3の日曜直前講習からスタート。本番に会わせて英語のリスニングから開始している。朝の眠たい状態でリスニングをやると集中力がなくて聞き落とすことが多くなる。さすがに今年の中3生はよくわかっていて、5分前にはほぼ席についてリスニングに備えるようになっている。こうした姿勢が自主的に出てくることが大切だ。

昨晩も中3生たちに話をした。こうして予想模試演習を続けていくと、思うように得点がとれなかったり、わかっているミスを続けたり、と不安がつのってくる。でも、そうした葛藤を繰り返すことが大切なんだ、ということを繰り返し説いた。最終的な志願先をどうするか。悩ましい選択になるが、あと3週間。1月30日までのこれから3回分の予想模試演習の結果を積み上げたところで話しあおう、という話をした。

同時に、大学入試センター試験の話もした。君たちも3年後にはセンター試験を受験する。遠い未来の話じゃない。こうして高校入試のための勉強をすることは、すでに大学入試のための勉強をしていることにつながるんだ。君たちは後期選抜試験にしぼってチャレンジしようとしてる。たとえ志願先を最終的に変えたとしても、そこまでの努力が3年後に生きてくる。前期で受かってしまって、数ヶ月を何も勉強せずに過ごしたヤツらとは決定的な差がつくんだ。今、こうして葛藤していることにこそ意味があるんだ。そんな話をした。

たくさんの生徒たちを見てきている。やはり、高校入試で葛藤した生徒は、大学入試でもチカラを発揮する。これはどうしようもない事実だ。人は自分で見たり、聞いたり、感じたり、体験したり、といったことの中でしか生きていけない。目の前にある壁に向かって、それを突き破ろうとする毎日を過ごすこと。それがどれだけ貴重な時間となって子供たちの中に蓄積されていくか。そのことを私は毎年のように見てきている。同時に私たちオトナも、そうした壁を突き破ってきた経験値の大小で、今を生き抜くチカラを培ってきたことを知っている。

だからこそ子供たちには葛藤を続けて欲しい。頑張れひよこ

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