中3の予想模試演習授業 5日目
○○は国立の高専の推薦試験に行った。今頃は適性検査の問題に取り組んでいるのだろう。小6受験生も朝から塾に来て自習をはじめている。私は、採点の合間をぬって「リスニング問題集」の製本と、CDの焼き付け作業をしている。とにかく県入試の最初は英語のリスニング。英検4級程度の易しいモノだが、ここでつまずくと後の教科にひびいていく。といって、良い問題集は市販されていないので、過去問を中心にまとめたものを作っている。
生徒たちにも言い続けているが、試験というモノは「流れ」をつかまないと成功しない。サッカーや野球の試合と同じこと。自分の「流れ」に乗ることがまずは大切なことだ。ここから3週間ちょっと。とにかく「やる気オーラ」を前面に出し、流れを引き寄せることだ。福の神は自ら引き寄せなければいけない。
演習問題の結果と一緒に短いメッセージを中3生に向けて書いている。今日のメッセージの一部だ。
・・・大切なのは、ここからの3週間だ。私立の推薦合格者もどんどんわかってくる。前期選抜でも合格者がたくさん出てくる。自分は大丈夫だろうか、といった焦りがうまれてくるときだ。焦るな! その時々の状況に流されることなくしっかりと前を向いているモノに「福」はやってくる。すべては2月17日の結果次第だ。今日も話をしたが、高校入試は君たちの人生の中での「最初の選択」なのだ。このスタートをどう切るか、それは君たちが想像している以上に今後の君たちの人生に影響をしていく。必死になれ! 自分を追い込め! ・・・
遠い昔になるが、高校入試の1日を私は記憶している。どんな問題だか忘れたが、数学の問題が1問解けなかった。終了時間が迫ってくる。そんな時、ピカッとひらめいたモノがあり問題が解けた場面を今でも覚えている。そうしたひとつひとつの積み重ねが人を作っていくこともよく知っている。だからこそ、彼ら、彼女らには頑張って欲しいのだ。
あと一粒の涙で ひと言の勇気で 願いがかなう その時が来るって
僕は信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ のばして あの空へ