ここからが本番だ。

勉強ができるってどんなことだろうか。

それは、目の前にあるものを自分のこととして引き受けられるかどうか、ということだ。

中学受験の小学6年生。まだ12歳の生徒たちだ。どちらかというと受験は親に主導されて、といった面が強い。おかあさんのために頑張る、といった雰囲気だ。それでもこの時期、目の前の問題を「何とかして解こう」という気持ちをつよく持ってもらいたい。その強さの強弱が受験の成否のすべてだ。

高校受験の中3生。さすがに受験を自分のものとして引き受けられる年齢だ。それでも、まだまだ意識は低い。この状態のままなら2月の入試はゼッタイにうまくいかないだろう。自分を追い込んでいない。ギリギリのところで闘おうとしていない。知らず知らずのうちに逃げている。来週の定期試験が終わったらムチを入れる。覚悟しておくこと。

中2生。いろいろあった。この数ヶ月、意図的に厳しくしてきた。数日前に来た体験生など泣いて帰ってしまった。歯が抜けるように何人かがいなくなった。ある意味では今残っている生徒たちは根性があった、ということだ。それでもまだまだ意識改革が必要だ。この時期にある程度の意識を持っていないと高校受験には間に合わない。もう少しはたらきかけを続けていく。

高3生。もう目の前にセンター試験がある。それなりに取り組んでいることはわかる。それでも「もう一歩」前に自分を進めて欲しい。まだ限界ではないはずだ。やれるべきこと。追い込めること。自分にあまくなっていることはまだまだあるんじゃないだろうか。今日はここまで、という部分を見直そう。そのちょっとした変化が今は大切だ。

目の前にあることを自分のものとしてしっかりと引き受けること。それは勉強だけにとどまらず、これからの君たちの人生すべてに関わってくる。目の前にあることをしっかりと引き受けられない人間は、結果的に「それまで」の人間になってしまう。

ここからが本番だ。引き締めていくぞスマイル!

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