新学期のスタート

今日から新学期の開始です。久しぶりに空いた午前中を利用して寒川神社にお参りしてきました。さすがに新年の混雑も終わり、参拝者もそれほど多くありませんでした。新しい八方よけのお札もいただいてきたので、これで気持ちよく仕事をすすめていくことが出来ます。

寒川神社

今週は私立中入試の6年生保護者の方の最終面談をすすめていきます。高校受験と違って中学受験は一発勝負です。当日の得点だけで合否が決まってしまいます。しかも、2月1日~5日あたりまで午前、午後と入試が続くので、体力、気力勝負という面もあります。私立中入試を経験されていない方はおわかりにならないでしょうが、同一の中学を何回も受験できるような仕組みになっているからです。

私立中入試についてはいろんな考え方があるかと思います。小6段階で何もそこまでしなくても、といった意見があるのも知っています。確かに、中学入試の問題は、公立高校の入試問題よりも難易度が高いのが実際です。つまり、小6受験生たちは、県立高校を受験する中3生たちよりも高度な学習を強いられているわけです。中堅レベルの私立中入試の国語、社会、理科の問題を中3生にやらせたら多くの生徒が合格点に届かないでしょう。

そうして私立中学に進学した生徒たちは、公立校とは違う「大学受験をみすえた6か年カリキュラム」で学んでいくわけです。中3段階ですでに高1の学習にはいり、高2までには高校生の学習を終え、高3は大学受験のための学習に、といった学習をしていきます。東大をはじめとした難関大学への進学が中・高一貫の私立高校に独占されている感があるのは現実です。

中3生たちにもよく話をするのですが、「君たちが公立高校入試問題にあくせくしている間に、中・高一貫の生徒たちはどんどん学習を前に進めている。大学受験はそうした生徒たちと戦わなければいけない。高校入試を突破することは第一目標だけれども、本当の意味でのスタートは高校に入学してからだ。そのことは忘れないようにな。」このことはお父さん、お母さんもよく知っておいた方が良いと思います。

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