いよいよ願書を出す高校を決める
県立高校の入試問題にはある傾向があり、難易度もそれほど大きく変わるモノではありません。したがって、予想模試演習での得点と、当日の得点との間にも大きな違いはないのです。1月3日からやっている演習ですが、昨日で5回目を終えました。順調に得点できている生徒もいれば、思うように得点を伸ばせていない生徒もいます。
今週の水曜日に前期選抜の面接があります。その発表が2月1日で、その後に後期選抜の願書の提出になります。いよいよどこを受験するか、はっきりと決めなければならない時となっています。今までのところは、頑張れ、ですんできましたが、ここからはそうはいきません。現実の得点と、合格に必要な得点をしっかりとみて、受かる可能性をしっかりと見きわめる必要があります。
同時に、学校成績と当日の入試の比率も重要です。これは、学校ごとにちがっていて、4:6、5:5、6:4の3つのパターンの高校があります。内申4:入試6の高校では、入試の得点が1.25点で内申1点分なのに対して、内申6:入試4の高校では入試の得点が3点分で内申1点分なのです。つまり、内申で5の差をつめるのに、前者ならば入試6.25点で良いのに対して、後者ならば15点必要となるのです。miyajukuの生徒たちのように、学校成績があまりなく、当日の入試で勝負をしようという生徒は、内申4:入試6の高校を受験するのが有利になるのは当然です。
ただ、後期選抜の定員のうちの20パーセントについては、2次選考枠といって、各高校が独自にさだめた基準で合否が出ます。そして、この枠を「入試の得点のみによって選考する」という高校が多いのです。この2次選考枠についても、基準が何なのかをしっかりと知っておかねばなりません。こうした情報は「県教委のホームページ」に掲載されています。PCのみリンク→http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160600/p22502.html
とにかくぎりぎりまで挑戦をさせたいと思っています。それがmiyajukuの方針です。同時に、しっかりと現実と折り合いをつけていくことも学ばせたいと考えています。受験を通して学べることは本当にたくさんあります。