前期選抜試験の面接
たとえば、この周辺の地域トップ校である大和高校は、学校成績が128までは全員が合格し、125~127がボーダーで、そのあたりの成績の生徒は合否がわかれる。学校成績が120の生徒がいたとして、その生徒が大和高校を前期で受験しても不合格ははじめからわかっているのだ。不合格がわかっていてどうして受験する必要があるだろう。受験すれば受かりたくなるのは当然で、不合格通知をもらえばショックを受ける。
だからmiyajukuの生徒たちは前期は受験しない。
昨日、前期選抜を受験した△△子の話です。
△△子は、面接官が2人で10分前後の面接時間だったそうだ。1人はパソコンを見ながら質問し、もう1人が面接中はいろいろと紙に書いていたそうだ。面接官は2人とも恐かったぁ、というのが△△子の感想だった。同じ高校を△△子の友達2人が受験していて、話を聞くと、面接官は1人で、面接時間も数分だったそうだ。とくに難しい質問もなく、和気あいあいと終わったという。学校成績は△△子がその2人よりも良いとのこと。そもそも△△子がその高校の前期選抜のボーダー前後の数字なので、それより下ならば「・・・」という成績だ。ということは、高校側も、前もってそうした成績の生徒の面接は簡便に終わらせ、ボーダー前後の成績の生徒は入念に面接をする、そんな体制をとっているのだろうか。
もしそうだとすると、とっても悲しいことだ。
たくさんの生徒の面接を限られた人数でおこなうのだから高校側にもそれなりのシステム作りが必要なのだろう。でも、新しい入試制度でも、1日目に筆記試験を課した後に2日目に全員に面接を課すことになっている。1日目の得点しだいで、面接官の人数から面接の時間の多少も変えてくるのだろうか。確かに、新しい入試制度では受験者全員を面接するので、今よりも高校側の負担は大きいわけだし・・・
うーん