麻布大学付属淵野辺高校
中央林間からだと小田急線で町田駅へ。そこからJR横浜線で矢部駅まで3駅。電車に乗っている時間は合わせて15分ほどです。学校は矢部駅を下りて数分です。ただ、そこは大学との共通の正門。広いキャンパスなので、一番奥にある高校の校舎まではさらに5分以上はかかります。といっても、かなり近い場所であることは間違いありません。
麻布大学は獣医学部や臨床検査技師の資格のとれる生命環境科学部などのある歴史のある大学です。正門を入ってすぐには写真のような馬場があり、その向こう側には、豚舎や牛舎や羊舎があります。学習環境は抜群です。
そんな麻布大学付属高校ですが、miyajukuからは進学した生徒も受験した生徒もこの十年間は全くありません。それは学校そのものが以前は塾を含めて情報公開をほとんどしていなかったことと、いろいろと風の噂に伝わってくるものがあったからです。とても塾生に勧められる状況にはありませんでした。
その淵野辺高校ですが、5年〜6年ほど前から「変化」がはじまりました。もちろん良い方向への変化です。そんなこともあって、そろそろどんな感じになっているのだろう、という検証も含めての説明会参加だったわけです。
校長先生は麻布大学の教授の方が兼任されているようです。説明会の内容もごくごく普通のものでした。ただ、変えていくぞ、といった学校側の気持ちは伝わってきました。校名も来春から「麻布大学付属高等学校」と変えるそうです。また、スポーツクラスの募集も来春から停止するとのこと。
授業参観もしっかりとしてきました。在校生の授業の様子。先生方の授業の中身。生徒たちの服装、頭髪、教室内の様子。しっかりとチェックしてきました。結論からいいますと、これならmiyajukuの生徒たちにも「受けてみないか」と言うことが出来ると思います。
もちろん、まだまだ発展途上でしょうし、出口の部分でも結果はまだまだかもしれません。しかし、オール3に4がいくつか混じったレベルの生徒が、公立の併願校として受験できる私学はそんなに多くはありません。そんな中で、麻布大付高校は通いやすさからも十分に候補になると思います。また、授業料も私学の中では安い方に属します。
まずは学校説明会にでかけていき、自分の目で学校の様子を見てくることです。基準は先ほども書きましたたようにオール3に4がいくつか混じっているあたりが併願の基準です。専願であればオール3あたりだと考えて下さい。
余談ですが、大学を併設している学校の説明会にうかがうと、多くは学食での昼食をセッティングしていただけます。今日もお知り合いの先生と寄ってきたのですが、ちょっと食べ過ぎました。とってもおいしいご飯の食べられる学食でした。