何かが変わった

前期の中間試験が終わった。生徒に持ってこさせた試験問題を見ていて「何かが変わった」ことを感じている。あきらかに今年の3月までの問題と変わっている。

ひとつは、問題がしっかりと作り込まれていること。作問した先生が時間をかけて作っている様子がはっきりと見てとれる。たとえば、図表の問題を出題するにはいろいろ準備が大変だ。簡単に作ってしまうとそうした出題が減る。今回の中間試験は、どの学年のどの教科も、簡単に作ったなといった出題が圧倒的に減った。同時に、問題の難易度が上がっている。作り込んでいけばそれだけ設問が難しくなるのは必然だ。

もうひとつ。あきらかに「記述」が増えている。△△中の中3理科など記述や図表の問題ばかりになっている。これは今春入試に圧倒的に記述が増え、PISA型の問題の出題が増加したことを受けたものなのだろう、国語にも県入試の出題を意識した問題が出題されている。数学もほぼ県入試の問題傾向を踏襲している。したがって、難易度は上がっている。

得点分布表をまだ見ていないので何ともいえないが、この3月までの試験結果のように上の得点に行くほど人数が増えていく右寄りの山グラフではなく、正規分布に近い真ん中近くに山が来る度数分布になっているのではないだろうか。こうした問題傾向だと下の方の得点者も増えているはずだから平均点はあまりあてに出来ない。

良いことだと思う。同時に、ふつふつと闘志がわいてきた。こうした問題に対処できるようにこどもたちを鍛えていかねばならない。同時に、学校の定期試験の問題がこうして記述中心のそれなりの難易度のある問題に変わっていってくれると、その対策をしていくことが入試の問題を解くチカラにつながっていく。

先日も書いたが、今まで教科書を使わないで授業をする先生もいたのに、この春からは何だか足並みをそろえてきっちりと授業が進むようになっている。中間試験もものすごく「まともな出題」にガラッと変わった感がある。何かが起こったのだろうか。いずれにしても良い変化は大歓迎だ。

塾での授業のやり方もちょっと変えていかねばならないと思っている。