たがが外れている
学校のことを悪く書きたくはないのですが・・・ 明らかに中学校の先生の中に「たがが外れている方」がいらっしゃるので書かせていただきます。
塾の中学生の授業では毎回のように次のような会話が生徒と交わされます。
「試験範囲は変わってないよな」
「塾長、数学の範囲が変わりましたぁ」
「国語の範囲も変わったよぉ」
校務、生徒指導で忙しいのはわかります。しかし、先生方は生徒に対して「計画を立ててしっかりと勉強しましょう」といっているのです。その計画のもとになる試験範囲が、変わることが前提のようになっているのはおかしくはないでしょうか。
たとえば理科の試験の範囲表には「電気の範囲はやったところまで」とあったりします。そもそもこれを試験範囲とはいいません。さらに「理科の試験範囲はどうなったの?」と聞くと、「もうひとつのクラスの進み具合で決まるからわからない」といわれたりするのです。生徒はどうすれば良いのですか?
先生方に「規律」を求めるのはムリなのでしょうか。ムリだとすれば生徒たちはどうすれば良いのでしょう。塾に行くしかないのでしょうか。塾を経営している私がいうのはおかしいですが、それって絶対に違いますよね。自省を求めます。と同時に、御父母の方は、今の中学校の状況をしっかりと把握された方が良いと考えます。