いっとうくん
おおざっぱに生徒たちにはこんな流れの学習を指示しています。冬の講習に入るまでに中1と中2の学習を総復習する。その後、冬の講習で3年範囲の学習も含めて総チェックをし、1月から実際の入試形式にあわせた演習に入っていく。もちろん中3範囲を終わらせなくてはいけませんが、これは塾での勉強になります。
そんな中、今年から新たに家庭学習に「いっとうくん」を利用してみました。スタートしてまだ一週間ですが、予想以上に生徒たちのくいつきが良いです。
「いっとうくん」は、学研が出している「一問一答問題の社会と理科」「英単語、英熟語集」をもとにしています。それらを家庭のPCでどんどん学習出来ます。塾では、英単語と英熟語については「次回のテストは△番から◎番まで」と範囲を指定し、各自その範囲を家庭でPCを利用して学習。塾でそのテストをする、といった流れです。「一問一答の社会と理科」については、自宅学習としてどんどん進めていくことを指示しています。
何人かの生徒はすごい勢いで学習しているようです。管理ページから、各生徒の学習の進捗状況を確認できます。ICTの学習への利用の第一の目的は、生徒の食いつきの良さ、を喚起することではないでしょうか。紙ベースのものだとなかなかやる気が起きないのが、PCを通じてならある意味でゲーム感覚となってどんどん進めていける。そんな効果がねらいです。記憶に関しては、紙ベース、PCの画面ベース、など様々な媒体を通じてどんどん進めていった方が良いと考えます。
また、テストについても専用のアプリがあるので、出題範囲を指定し、英訳、和訳、穴埋め、作文・・・といった形式ごとに出題数を指定すると問題が作成できます。私の問題作成の手間もかなり軽減できます。「いっとうくん」 その効果に期待大です。