それぞれの県立高校にどこから生徒が通ってきているか
もちろん地元からの進学者が多い高校もあれば、いろんな地域から通ってくる生徒が多い学校もあります。案外、そんなところがそれぞれの県立高校の特長を作っているのではないか、と思ったのです。
例えば「横浜翠嵐高校」と「湘南高校」を比べてみます。
横浜翠嵐高校 横浜市内/70.4% 川崎市内/14.8% 横須賀・逗子・三浦・葉山/3.6% 茅ヶ崎・寒川/0.3% 大和路座間・綾瀬/2.2% その他/7.4%
湘南高校 横浜市内/33.0% 川崎市内/6.6% 横須賀・逗子・三浦・葉山/2.5% 茅ヶ崎・寒川/4.7% 大和・座間・綾瀬/5.5% 藤沢・鎌倉/28.0% 平塚・大磯・二宮/4.2% 厚木・海老名/3.9% 相模原/4.2%
翠嵐が3/4近くが横浜地区からの進学者なのに対し、湘南は地元の藤沢・鎌倉地区からは1/4で、ほぼ全県からまんべんなく生徒が集まっています。当然、いろいろな個性の生徒が集まるのは湘南の方ですね。
miyajukuの近くの高校ではこんな漢字です。
大和高校 横浜市内/39.6% 川崎市内/5.0% 鎌倉・藤沢/3.6% 大和・座間・綾瀬/25.0% 厚木・海老名/10.7% 相模原/13.9%
大和西高校 横浜市内/15.6% 鎌倉・藤沢/2.5% 大和・座間・綾瀬/46.8% 厚木・海老名/7.1% 相模原/23.0%
大和高校は田園都市線を通じて横浜からの生徒が多いですね。緑区、青葉区、都築区で27.1%です。大和西高も半分は地元ですが、横浜からの生徒もそれなりにいますね。このようにその学校の校風を形作っている様子を通学地域から見てみるのも有効ではないでしょうか。
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