私立中学受験クラスの夏の模擬試験

今日は宅配便がたくさん届く日だ。夏の講習中にやった模試も戻ってきた。中学受験クラスの小学生には授業の中で返却していく。中学生はとりあえずM中の期末試験が終わりしだい返却していく。

模試01

中学受験クラスの模試は、小4が660名ほど、小5が920名ほど、小6が1900名ほどの母集団での全国模試だった。問題の難易度も平均点が55点〜60点になるほどのものでそれほど高くない。miyajukuの私立中学受験で目標とする中堅校に適した難易度での出題になっている。

こうしたテストでしっかりと8割程度の得点が出来れば偏差値は60になる。そうしたチカラを継続出来れば、洗足学園や森村学園、桐光学園などの中堅上位校への合格が近づいていく。聖セシリアや自修館などの合格を目指す場合でも6割程度の得点が欲しい。

模擬試験の目的の一つは、今の自分の立ち位置をしっかりと知り、何が足りないのかを知ることだ。得点、偏差値だけに目を向けず、それぞれの教科ごとに不足しているチカラをさぐるようにしたい。単元ごとに「平均正答率」と「自分の得点率」のグラフがある。ここをみるとはっきりするはずだ。

5年生と6年生は志望校判定も出ている。あくまで簡易的なものだということを先に断っておく。それでも、昨年までのその学校の受験生の中で、自分がどのあたりの位置にいるのかはわかるようになっている。

模試02

合格者と不合格者が同時にいる偏差値帯がその学校のボーダーだと考えて良い。ピンクの帯が自分の位置だ。その帯がボーダーのずっと左にあったとしてもまだまだあきらめることはない。今回の模試を発憤材料として今まで以上に頑張れば良い。逆にボーダーの右にある生徒は、今の状態を続けていくことを目標にしよう。

4年生や5年生は初めての大きな試験だった。こうしてはっきりと偏差値という数字で自分の評価が出ると、厳しいなぁ、といったお母さんの声も聞こえてきそうだ。数字は大切にしたい。でも、あくまで数字は数字だ。子供さんの現状を知るためのデータだ。しっかりと胸にとどめ、ニコニコと子供さんにはハッパをかけましょう(^_-)

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